カラー。
RED【アカイーロ】

燃えるように…





「…何してん
の。」





明日は久しぶりの休み。
柄にもなくスキップしながら帰った私が部屋に入り、最初に目にしたのは…






「はっはっは!びっくりしただろー!!」






フンドシ一丁の変態でした。





目が腐る…………
あぁ、スキップのテンションがっ……!!



「いやー、今日タンスの中を整理したらさ、見つけちゃって!しかも赤でさ。よくね、よくね?男のロマンじゃね??」


よくねーし、ロマンじゃねーよ……




「どうでもいいから服着ろ変態。」

「なっ…変態なんて失礼な!フンドシはな、男の正装だぞ!?」

「……フンドシのままボコボコに殴られて窓から突き落とされるか、大人しく服を着るか選びな変態馬鹿。」

「ふ、服を着させていただきます!!!」




最初から、そうすればいいんだよ。
この馬鹿が……




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