「あー。疲れた」


部屋に帰ると、尊さんは冷蔵庫からビールを出して、ドサっとソファに身を預けた。



プシュ……


ビールを開けると、


「あ゛ー」


なんて首を後ろにのけぞってる。



そんな姿がやけに絵になってた。


これほどビールが似合う人もそうそういないだろうな。




にしても……


(あたし、ここにいてもいいのかな?)


もじもじしてると、尊さんがあたしをちらっと見た。


「何突っ立ってんだ、座れよ」


あたしは、ソファの端にちょこんと腰掛けた。

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