考えこみそうになる自分の思考を無理矢理中断させて寝室に向かおうとした時、

ピンポン

と玄関のベルが鳴った。

え!?
こんな遅くに誰?

玄関脇にあるモニターを見ると、

「恭汰!」

慌てて玄関を開ける。
勢い良く開けたせいで、 私の体は外へ飛び出して倒れかけた。

「そんなに会いたかった?」

恭汰は私を受け止めて、軽く合わせるだけのキス。

「今晩泊まる。とりあえず、風呂だな」

当たり前のようにつぶやくと、私の肩を抱き寄せて、

「一緒に入ってもいいぞ」

「…っ」