また恋をした、その時に。



  リク、会いたい───
  今すぐに。
  温もりを感じたいよ。

そう祈りながら正門を出る。

正面には大きな道路。
絶え間なく車が行き来していて。

右を向いても男の子の姿はなく






左を向いたその瞬間、
見覚えのある後姿が
目に入ってきたんだ───………


   「リク!!!」



───溶けて、消えゆく恋
そう思うだけで胸が傷むけど。

『温かさ』と『愛しさ』が溢れている。


< 277 / 368 >

この作品をシェア

pagetop