タイムマシン

悲しい出来事



桜咲く春






私達は皆
希望通りの
高校の門を
くぐる






私は海渡くんと
毎日登下校一緒






相変わらず
二人とも部活で
忙しくて
デートする間もない






だから
この登下校の時間が
嬉しい






帰りは
智基と絢子も
一緒






中学校の頃と違うのは
電車通学






駅までは自転車
海渡くんが毎朝
迎えに来てくれる






私は
海渡くんの
後ろに
乗せて貰ってる






今では
お母さんも
海渡くんと
よく話す






絢子は
お兄さんが
就職して
車通勤してるから
朝は
送って貰ってる


丁度通勤途中に
私達の学校があるらしい






たまに
帰りの時間が
重なると
私達4人とも
乗せて帰ってくれる






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