【君のカラダに接続中】

side 紀伊斗

今朝も、学校に行く時、団子を見かけた。


また何もないところですっこけていた。



そんな団子が可愛いと思う俺は相当重症だ。



そして―――・・。


彼氏でもないのにそんな団子を

俺だけのものにしたくなる衝動が胸をよぎる。



俺は自分の気持ちに気づいてしまったんだ。




団子が



好きだという気持ちを――――・・・。



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