愛はそこにありました。

サプライズ

No.1になって数年…

優亜は20才

店の中は誕生日パーティ一色…

「ゆあちゃん!おめでとう!」


「ゆあちゃ〜ん!生まれてきてくれてありがとう!」

「ゆあ…何歳になっても愛してるよ…」


ありがとう…

ありがとう…


でも心には響かないの…

支えてくれてる気持ちには感謝できるよ?


でも…でも…

未来が見えないの…


店が終わって


サチエとミーナと1番の太客と朝まで呑んだ


山ほどあったプレゼントはボーイに部屋まで届けさせた




サチエとミーナからは

たくさんの恋愛小説を貰った


「いい加減、本の外で恋愛しなよ?いい女がもったいないぞ(笑)」


「あ〜ハイハイ。」


「ゆあの理想ってどんな人よ?」


「え〜?理想かぁ…金持ちで優しくて?…嘘つかない、浮気しない…」

「ゆあ…そんな男、いたらもう誰かのもんになってるよ(笑)」




太客高野サン…
話に入ってこない…



嫁いるから(笑)
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