私の秘密の旦那様
そんなこんなで、
小さな結婚式は終わった。

あの時は、なんかもうお父様大泣きして…
私もまだ本番じゃないけど泣いてしまった。

てか優也の双子のお兄様に…会えなかったな。

一体どんな人だったのかな…。


「ママー」

「「ママ!?」」

「拓也、
渚お姉ちゃんは
ママじゃないよ。」

「だって…お兄ちゃん、
パパとママが7日間、
渚お姉ちゃんと
おじちゃんが
僕たちのパパとママだから、
これを渡してって
言われたの。」

「手紙?」

「うん」

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