今年のバレンタインデーは土曜日で、私はいつものようにバイトだった。

今日のバイトは早番で、8時入りの13時上がり。

ギリギリ駆け込みの患者さんもなく、時間通りに上がれたというのに、

これから寛行さんと一緒にお昼ご飯を食べに行くというのに、

私の心はどんよりと曇り、足取りはずんと重かった。


バイト帰りの待ち合わせはいつも、クリニックの近くのローソンと決めていた。

私がそこへ着いた時にはもう、やっぱり彼は既に来ていて、

私の姿に気がつくと、にっこり笑って、ちょっとほっとした表情を見せた。


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