歌詞集〜路端で咲く詩〜
路端に咲く花



愛してる
ただそれだけで
君の傍で生きる理由になる

いつの日か
君が天に昇っても
大丈夫 僕は傍にいるよ
いつまでも君を 愛してる



ねぇ覚えてる?
今年もまた
君の好きな花が咲いたよ

青くて小さな
遠慮がちに
風に揺れるあの花


ね、気付いたよ
君と僕は
この花によく似ている

恥ずかしくて
手を握ることさえ
ためらっていたね


君の冷えた
小さくて可愛い左の手の平が
音もたてず
真っ白なシーツに崩れ落ちた


「愛してる。」ただ一言で
君を愛せていた気になってた


気付いた時には
もう遅すぎて
後悔の雫 溢れだして
君の側にただ立ち尽くした



ねぇ、青い花が
咲く路を歩く度
君のことが……

浮かんできて
一緒にいる
そんな気持ちになった


言えなかった
思いは言葉じゃ伝えられないけど

天を見上げ
今日だって明日だって
幾年過ぎても
永遠に永遠に
君を想うよ……




愛してる
ただそれだけで
君の傍で生きる理由になる

いつの日か
君が天に昇っても
大丈夫 僕は傍にいるよ
いつまでも君を……


愛してる ただそれだけで
君に寄り添うことが
出来るなら

天見上げる青い花の様に
隅っこから胸をはって
誰よりも君を想うから


満天の空の隅っこから
風に揺れた様に笑っていて




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