歌詞集〜路端で咲く詩〜
たんぽぽ



ふわり 蝶が舞う風
2人 丘で見ていた
黄色の絨毯が揺れている

ぶらり 手をつないで
歌いながら歩いたね
僅かに甘い薫りに包まれて


雨の日も光探して
目一杯その手を広げる

風の日も強く張った根で
しっかりと柔らかく
風と踊る



タンポポの様に
力いっぱい抱き締めるよ
ここにおいで

温かい太陽みたいな君を探す
僕は本当にちっぽけな
たんぽぽ


さらり 髪を撫でる風
ふざけ合ってじゃれあったね
白い綿毛が舞うあの丘で

空に 散って飛んでいく
まるで羽の様な綿毛
見上げながら重ねていた手のひらが温かい



晴れ渡る日には
君を連れ去ってしまおう

曇り空も君とならいい感じ
全て受け入れられる気がして



タンポポの様に
ふわりと舞ってしまいそう

君のイタズラな仕草がズルいよ


タンポポの様に
大きく両手広げ

澄み切った空気吸って
温かなヒカリを浴びて

君と歩いていこうか



ふわり 蝶が舞う風
2人 手をつないで……



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