歌詞集〜路端で咲く詩〜
はじめの一歩

朝陽眩しく白い花が揺れている
青々とした葉っぱがほらね
空に手を振るよ

国道添いの河原を走る学生の列
君たちもやがて大きな花を咲かせるでしょう


風が吹いて小さな枝が折れてしまったり
雨に濡れて震えながら陽を待つこともあるでしょう

そんな時には隣をご覧
きっと誰かがあなたの横で
一緒に朝を待っているから
目が覚めたら

どこか遠くへ行こう
世界の果てもそう君となら
はじめの一歩目で
たどり着ける気がするよ


いつか暗闇抜けた時
隣にいてくれた人を
力一杯抱き締めたら
全て光に包まれるよ

人は不思議だね





夕暮れを2人で眺める公園のベンチ
缶コーヒーの安っぽい香りさえもが甘くて


いつもの河原を自転車で
走る背中越し君の体温で
なんだか眠たくなって

風が吹いて小さな手が震える時にも
雨に濡れて君が 震え泣きそうになるなら

そんな時には胸を貸すから
きっと誰より君のことを
想うことは出来るから
手を取ったら

どこか遠くへ行こう
世界の果てもそう君となら
はじめの一歩目で
たどり着ける気がするよ

君が遠く感じる時
たった二駅すらも
一生たどり着けない
そんな気がする恋の不思議


喧嘩をする日もあるさ
口をきかない日があってもいい

だから仲直りが出来るんだ
そしたら話を沢山して眠ろう

今日はゆっくり……


そして2人
目が覚めたら


どこか遠くへ行こう
世界の果てもそう君となら
はじめの一歩目で
たどり着ける気がするよ

いつか暗闇抜けた時
隣にいてくれた人を
力一杯抱き締めたら
全てが光に包まれるよ oh

君が遠く感じる時
たった二駅すらも
一生たどり着けない
そんな気がする恋の不思議


人は不思議だね
恋は不思議だね

だから大切なんだね


そうだよ そうだよ
君も僕も

大切なんだよ



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