歌詞集〜路端で咲く詩〜
ありふれたメロディ*


ありふれたメロディを君に
他愛のない言葉と
共に送るよ

未来になっても自然と
口ずさめる様に



聞き慣れたリズムに乗り
いつも通りこの道を歩く

信号のないあの交差点
君の姿探して


昨日までの景色なら
エプロン姿でパンを売る

君の姿が見れたのに
もう叶わないんだね

君は行ってしまった



ありふれたメロディを君に
他愛のない言葉と共に送るよ

彼方君が空を見上げ
口ずさめる様に




地名なんて覚えてないけど
君はそこで元気でいますか?

淋しい時に思い出したら
そっと口ずさんでみてよ


いつか僕らも子供から
大人へと為る時が来る

その過程にも色々な
思い出も過去も薄れていき


時が進めば自然と
僕からの言葉は
消えるだろうけど

ありふれたメロディが君の
背中を押します様に
そう願っているから



ありふれたメロディを君に
他愛のない言葉と共に送るよ

いつまでだって力強く
背中を押します様に


ありふれたメロディを
君に送るよ

いつまでだって力強く
背中を押します様に




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