歌詞集〜路端で咲く詩〜
夏のバラッド


夏の終わり 夕暮れ
君を待つのはどこか寂しくて

少しだけ遠くまで歩こうよ
花火買って河川敷で燃やそうか


オレンジ色の太陽が
ゆっくり沈んでいく


線香花火が消えて
君の笑顔を奪っていった
だから僕は
君の目を隠す様に抱き締めるよ

ほら ほら 君が好きって
伝わるでしょ




結わえた髪 草むらに寝そべって
目の前を過ぎる雲を眺めていた

もう少しで2回目の夏がくる
また2人で花火をするのも良いね


オレンジ色の太陽が
優しく照らしてる


線香花火に込めた
僕の想いも君の願いも
包んで揺れて
手の中でそっと消えていった

ほら ほら 願いはきっと
叶うから




また涙ぐむ 君抱き締めて
そっと囁く

線香花火に乗せた願いよ
君の元へ 届いて



線香花火が消えて
君をずっと見つめていた
これからずっと
2人でここへ来て花火ができたら

ほら ほら 幸せって
思えたんだ

ほら ほら 君が好き





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