「社長…もうそろそろお帰りになった方が宜しいのでは…?」


「え…?」


「もう9時になりますよ。里海ちゃんも疲れてもう寝てますから…」


うそ……


もうそんな時間なの…?


社長室の窓に目を向けると、確かにもうネオンの街並みに変わっていた。


「さっきまで明るかったのに…」


窓に手を当てて夜のニューヨークを一望する。


「もう随分時間は立ちましたよ?よほど仕事に熱中されていたのですね」


「そうね……」


今は新製品の開発案を固める大切な時期だから…。


なかなか皆の案がまとまらなくて…


自分の統率力のなさに落胆しながらも、

社長としてできることはやらなければ…。


最近ゆっくり休めずに、疲労もピークに達している。



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