私の道 ―(実話)―
外に出ると夏の朝日が眩しかった。



車はあっという間に家に着いた。


待っている時間はあんなに長いのに

一緒に居る時間はとても早く過ぎる。




「じゃあ、また連絡する」


「…私たち付き合ってるんだよね?」





必死の質問に陸は笑顔でこう答えた。







「当たり前じゃん」
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