私の道 ―(実話)―
友達の恋
月曜日

今日からまた一週間が始まる。


私は友達のナッチとバスで高校に通ってる。


ナッチとは3年間ずっと同じクラスだ。
小柄で可愛いからよくモテる。


もう、バスが来る時間なのにナッチはまだ来ない。



遅刻かな?と思っていたら…

遠くからナッチが走ってくるのが見えた。



その後ろからバスも来てる。

ナッチとバスは、ほぼ同時に着いた。



「間に合った~~~~~」

ずっと走ってきたみたいで額にいっぱい汗をかいてる。


この時間のバスの中は同じ高校の生徒がほとんどだった。

私達の指定席は後ろの窓側
学年によって座る場所が決まってる。


「おはよっ、ん?なんかいい事あった?」

「わかるぅ?でも梨華に言ったら怒られちゃう…」
なんて言いながらも、話したくて仕方ないほどの満面の笑みだった。


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