「まるで小学生に教えてた気分だ」



私の前を歩くにっくきあいつはそう言いながら、首を左右に曲げてポキポキ鳴らす。



「すぐ怒るからヤダ…」



こいつのおかげで早く帰れるのには感謝してるけど


何回怒鳴られたことやら…



「飲み込み悪いのがいけないんだよ。ばかひよ」



振り返ると悪魔な笑みを浮かべるあいつ。



私は前を向いた瞬間あいつの背中にあっかんべーをしてやった。



「待ってから1分以内な」



靴に履き返るとその場にしゃがみこむ。



「1分ぢゃ無理だよ〜」


「あと55秒ー」



聞く気なしかい!!



私は朝走った道を戻るかのように駐輪場まで向かった。



それはもう全速力で!



何度も靴が脱げそうになりながらも悪魔を怒らせたら怖いから走った。

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