魔女と少女の願いごと



「でも秋山先輩と付き合えるなら私、学校中の女子を敵に回したって構わないっ!」


「アンタはそういう奴よね。」



溜め息と共に黒板の方に向き直る親友を尻目に、窓の外を向いた。
天気は憎たらしいくらいの快晴。


勿論、授業なんて受ける気分じゃない。


あ、いつもまともに受けてないじゃん!っていうツッコミはなしね。



もう、すっごく憂鬱。





あれ――?




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