【実話】~17歳~浮気男を愛してる。







…♪~…♪~

【着信:090********】







ディスプレイには、いつだったか見たような…
そんな、電話番号が表示されていた。




なんだか嫌な予感が襲って、勘のいいあたしは、無意識に"出たくない"そう思い…



着信が鳴り響く携帯を見つめながら、無視しつづける。








でも、余りにもしつこかった。



携帯を気にしないように、マナーモードに設定していたけど、フと携帯を見るたびに"着信あり"と示されている。





"あぁ…出るしかないんだ"




なんでか、この時からあたしは悲しさで溢れていた。



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