白いジャージ2 ~先生と青い空~
~WIND-4~

カキ氷




懐かしい体育祭の時のことを思い出したせいで、

私はドキドキしていた。



あの学ラン姿…また見たいなぁ、なんて思っちゃうんだ。



沖縄の空は、あの体育祭の日の空と同じように澄み切っていて、小さな雲が浮かんでいた。




お腹の減り具合と太陽の位置で、

昼ごはんの時間だと判断した先生。




「きっと、今は12時ちょうどだな!飯行くか!」



水着の上にTシャツを着て、自転車で一番美味しい食堂へ向かう。


濡れたお尻が変な感触で、お尻を浮かせて自転車をこいだ。






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