白いジャージ2 ~先生と青い空~

昼寝




カキ氷で冷たくなった体はすぐに熱くなる。




高い位置から私達を見下ろす太陽のせいなのか、

私の膝の上で眠る先生のせいなのか…



体が熱い。





幸せすぎて怖いよ、先生。




先生が私の膝の上で眠ってるなんて…




この状況が、やっぱりまだ夢のように感じる私はおかしい?





教師と生徒として出逢ったから?


先生が教師だから?





今でも私は先生を彼氏として以外に、「教師」として好きなんだ。




だからね、時々高校時代のように『矢沢!』って呼んでもらうんだ。



そうすると、体がきゅーーってなるんだ。


昔に戻って、あの切ない気持ちを思い出す。









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