*SWEET LESSON*

*Two*











あたしは彼を待っていた。



しかし、待てども待てども彼は一向に姿を見せず。待ち合わせの時間を10分ほど過ぎた頃、代わりに現れたのは


誰もが目を見張るほどの美しさを持つ、背中の位置までのブロンドの髪をなびかせて歩く外人さんだった。


わーお。足なっげー!!


細身のデニムなのに、全然お肉が見当たらないほどの太もも。


ハイヒールのせいか、結構…いや、かなりデカイけど


モデルみたいな見た目とプロポーションのせいで、道行く人はみんな彼女を見上げていた。


おお。写メ撮ってる人も居ますよ。




じーっと見つめていると


外人さんはあたしの視線に気づいたのか、こっちを向いてニコリと微笑み


あろうことかあたしの方へと向かってくるではないかッ!!



や…やばい!!あたし日常会話も出来ないですがー!!!



あたふたとして居る隙に、その長い足はあたしの前でぴたりと止まり



「おまたせッ♪」



と、オカマの様な声で流暢な日本語を…





って。



この声、身長、なんとなく面影のある顔のつくり…



信じられない。いや、信じたくないけど



まさか…



「大和デスカ」




「ちがうわっ!ディアナと呼んで頂戴ッ!!」




誰がディアナじゃー!!




< 118 / 365 >

この作品をシェア

pagetop