【詩音×愛祐実】パパとママの秘密の夜



捜し始めて数分経ってからだった。



「いた・・・」


先に見つけたのはあたし。


丁度会場を1周して想と落ち合った時に花がいた。


花が一緒にいた相手は


さっきあたし達がずっと見ていた社長さんらしき人達で。


しかも・・・


なんかすっごく楽しそうじゃない?

とにかく

「花!!」

想の叫び声と一緒に花の元へと走った。




「花、離れちゃダメでしょ!?ママ達心配したんだから!」


いきなり怒ったあたしの声に驚いた花が社長さんらしき人の胸に顔を隠す。



・・・ちょっと羨ましい・・


いやいや!!

そんなこと考えてる場合じゃなくて!!




「ま・・まま?」


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