俺様甘甘王子様

オレサマナ、オトコ



………。


一瞬…時が止まったのかと思った。

それぐらい…頭が空っぽになって…

いつの間にか、唇が離れてた。


――これが…キス?



不思議に思ったんだ。気持ち悪いはずなのに。知らないヤツだし…。

でも、優しくて柔らかい。

って!あたし!!何考えてんだッ///

あんなヤツ!!今度会ったら、ぶっつぶしてやるわよっ!!



あたしは恐る恐る、ポッケに入っってるケータイを取り出した。

…あと1分で授業終わるジャンッ!!!!




ギャーーーーーーッ!


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