秘密な契約と掟破りな愛
身体から始まる

「家まで送るよ」


「一人で帰れるから大丈夫。ありがとう」


今日も仕事帰りに近くにある、こ洒落た雰囲気の居酒屋に入り一人軽く飲んでいた。


今話しかけて来た男は同じ居酒屋で飲んでた会った事もない見ず知らずの男。


初対面の私に気安く家まで送るなんて…下心が見え見えじゃない。そんな男はごめんだわ。


そもそも、女を送ったら家でやれると思ってる発想自体気に入らない。簡単に部屋へ上がり込もうなんて……甘い。


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