秘密な契約と掟破りな愛

別々の部屋とか、寂しいじゃない。私は慎矢さんと寝ると安心してるからか深い眠りにつけるのに…。



まあ、普通は別々よね。スーツケースの中の服をクローゼットへ掛けて化粧品を始め小物をテーブルへと並べる。



「何か、変な感じ。照れ臭いな」



この家へ泊まった時はそんな事なかったのに、いざこれから暮らすってなると何か照れ臭い。



端から見れば、恋人同士の同棲に見えるのかな。私達…恋人に見えるんだろうか。



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