水泡玉~先輩~

考えてた





二度目に目が覚めたときは

もう外は暗くなっていた。



『うーん』

寝すぎたせいか
少し頭が重い


『起きたの?』

部屋に来てくれていたお母さんが声をかけてくれた

『うん・・・』

起き上がって背伸びをして言った。



『今日はここに入院だって
 朝、迎えに行くから』


かばんに持ち物を入れながら
お母さんが言った。


入院か・・・




コンコンッ



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