俺様王子☆年下カレシ3
カチャカチャ


鍵を開けて入口に入ると、玄関に見慣れない靴があった。


…もしかして一歩のかな。新しい靴買ったんだぁ。


会う回数が減ると、そんな些細な事も気付かなくなってくるのかな。


私はそんな事を考えながら、家に上がった。


一歩は太久と…リビングにいると思って部屋に入る。


…あれ?


「ちはぁ~っス!お姉さんお邪魔してます」


リビングにいたのは最近うちにたまに来るようになった、太久の友達だった。


彼はソファーに寝転がり、ゲームをしていた。
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