俺様王子☆年下カレシ3
胸が苦しい。


キスしてるからだけけじゃなく、一歩の優しい瞳を目の前にして…


これ以上、冷静でいられなかった。


目を閉じ…一歩の背中に手を回す。


一歩が軽く押し付ける唇に、応えるように、私から唇を開いた。


「…やっぱ無理。鈴、誘ってんなよ…」


「さ…誘ってないよ」


「今日はガマンするんだろ?」


一歩が意地悪な顔をして、私の制服のボタンに手をかける。


胸元から一つずつ外されていつボタン…。
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