ねこのはなし
おいてかないで!!



 「大丈夫?
 無理しないでね」

 「うん。行って来ます。
 ミィもちゃんと
 いい子にお留守番しててね」

 僕の頭をなでて
 さきちゃんは
 でかけてった。

 「いってらっしゃーい
 ほらミィも
 いってらっしゃーいって」

 お母さんは
 僕の手をもって
 ふらせた

 …ん??…え??
 僕おいてかれた??
 なんでなんで!!
 僕わるいことした!?

 玄関の前で
 僕はずっとないてた
 
 そしたらお母さんが
 「ミィは学校いけないのよ」


 あ そっか
 さきちゃんは
 学校っていう
 いいところに
 行ったんだっけ…

 そうだ僕のおかげで
 いったんだった…

 まぁここはがまんしよ
 さみしぃけど
 うれしぃから。


 
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