究極のメソード
1 死神
俺は生還した。

青空の下を歩くとやけに実感する。


事故った時の衝撃は
今も忘れられない。

体がバラバラになったかと思った。

俺はここで死ぬんだ。
本気でそう思った。

さとみの顔が頭の中に浮かんでは消える。
俺は君を残して旅立たなければいけないのか?



最愛の君を残して。



こんな所で寝転んでる俺に
憤りを感じる。

あの時も今と同じ抜けるような青空だった。

そんな青空に向かって
「死んでたまるか…」

俺は一言つぶやいた。
それからの記憶はまったくない。
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