B&Cクラブ
バック・フィーバー
空は太陽がおち、暗闇が支配し始めていた


B&Cは3人が減り、5人となっていた…


敵が潜伏している周囲をぐるりと囲むようにばらばらに配置し、じりじりと半径を縮めていく…


ボブ「お、俺は見たんだ。
ライフルを向けられても、平然として、確実に命中弾を撃ってくるやつの表情を…

まるで機械のような感情のない動きだった…」


無線になきすがるように喋りかけるボブ


「ボブ、黙るんだ!しっかりしろ!

自分の持ち場を監視するんだ!」


それぞれの心には、もはや恐怖以外なかった…



(な、なんとかしなくては…)


(い、いや、下手に動けば危険だ)

(ゆ、指が…震えてしょうがねぇ…)

(く、うぅ……。)


その時!!


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