公園の女の子
恐怖
家へ入ってみると中は昼間にも関わらず薄暗かった。

「美沙ちゃんのお家暗いねぇ?」

「うん。美沙の家はいっつも暗いの…。」

「そうなんだぁ。」

そんな事を話しながら1つの部屋の前にきた。

「ここが美沙の部屋。」

「いいなぁ!自分の部屋があるなんて。」

「…そんなことないよ。」

「そんなことあるよ!」

「そう?それより早く部屋で遊ぼ!」

「うん!」

そして部屋の中へ入っていった。
「何して遊ぶ?」

「う~ん。美沙ちゃんは何したい?」

「…かくれんぼ。」

美沙はすでに決まっていたようですぐに答えた。

「いいよ。」

「じゃあ由季ちゃんがオニね。」

「うん!いいよ。」

「じゃあ30秒数えたら探してね。」

そして由季は30秒数え始めた。

「い~ち。に~。さ~ん。し~…」
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