公園の女の子
結末
‐1年後‐

「おかあさーん!公園にいってくるー!!」

「はーい。気をつけて行くのよー?」

「はーいっ!」


‐公園‐

「なにして遊ぼう?」

「あれ?あの子、1人なのかな?」

その女の子は公園の隅にある木の横にいた。

「ねぇ、何してるの?1人なの??」

「……。」

女の子は答えない。まるで聞こえてないかのように。

「ねぇ、何してるの??1人なら…『一緒に遊ぼう!』」

女の子は顔を“バッ”と上げてうなずいた。

「名前はなんて言うの?私は結花(ユカ)っていうの。」

「………由季。」

また今日も犠牲者が1人…。
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