君へ

そして小さな事にまで気を使わせてしまう自分に自己嫌悪してしまう。
静かに微笑み(ちゃんと出来たかな)着替えると学校近くまで送ってくれた。


その時お弁当の話しは出無かったし手渡されてもいないので忘れたなと気付く。
まぁ元々余り食に関心はない。
朝ご飯もしっかり頂いたので必要もないなと結論着けるとでは昼休みは図書室に行くかと腰を浮かす。
と、丁度よく教室のドアが開けられる。
進路方向だったので目を向けると、生徒会長が立っている。
眉間にシワが寄るのが鏡がなくても分かった。
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