誰よりキミが…
いつもの日常
「麻里花ーー」

だれかが私の後ろで名前を呼ぶ声。

意識が…

「…あれ??」

「ちょっとぉ~麻里花ったら、寝てたのー!!?」

「あ!!ハル」

「あんた1時間目からねてたでしょ」

「あはは、ばれた?」


私は、立石麻里花。

普通の公立中学にかよう中学2年生。

で、この私としゃべってた『ハル』こと夏木はるなは、私の親友。小学校からずっと一緒で、唯一全部を打ち明けられる友達だった。




「ねぇ麻里花。」

「ん?なに?」

「今度の日曜日さ、買い物つきあってくんない??」

「あ、うん!!いいよっ、行くいく」

「じゃあ今週日曜ね!!」

「はーい」



私はそうしてハルとの約束を交わし、

自分の席へと戻っていった。
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