「本当に広いお屋敷…」


とりあえず屋敷の中を探検する。
お世話係になるなら…と思い、薫に話すと案内すると言ってくれたが、お付きの人に連れていかれた。


「薫も大変だよねー」


――そういえば…薫のお父さん見たことないな…
ま、帝なんだろーから簡単には会えないんだろーけど。



手を顎に当て考えながら歩いていた彩音は、急に後ろから腕を引かれた。


「うっわ!!」


抵抗することなく、後ろに倒れると人の温もりだった。


「…危ない。彩音、歩くときはちゃんと前見ろ。」


聞きなれた薫の声が耳元で聞こえ、少し熱い。


「ごめん、薫。ありがとうね」


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