お前は俺の予約済み!!
4★★★俺の指先に触れて
『でっ??あの後、どうしたんだよぉ~??送ったのか??家まで…それとも…』



次の日、学校へ行くと、



朝からずっと篤司からの質問攻め。



『家の近くまで送って終わりだよ』



『またまたぁ~。隠すことじゃねぇだろう??あんだけ可愛い子と2人っきりで何かないはずがねぇだろうが♪』



勇次(ゆうじ)まで参戦してくる始末。



『だから、それだけだって言ってんじゃん』



『南のこと、相当気に入ってる感じだったもんなぁ…あの可愛い子ちゃん!!』



篤司も勇次も身を乗り出して興味津々な様子だ。



こいつらは当然、俺と瑠璃とのことも知らない。



もちろん、ありすちゃんとキスしたなんて言うつもりもない。



こいつらに言ったらどんな反応するか、



大変なことになるのは間違いねぇだろうな、まったく。



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