甘めな年上彼氏

浮かれモード




次の日の学校は
あたしのテンションが
おかしいほど高かった。


いつも8時には
学校に着いているあたしは
1人しか居ない教室で
ニヤケが止まらなかった。
↑危ない人!!?

もちろん考えるのは
昨日の向井さんのこと。


ヤバいよぉ…
あたしは
1人で笑っていた。

そんな時……


「おはよう。」


後ろから
男子の声がした。
いつも朝早いメンバーは
決まってるから
誰かすぐ分かった。


「おはよう、佐藤。」

「なんかあった??
1人でテンション高くなかった??」

「ちょっとね。」


とあたしは笑った。

こんな変人相手でも
微笑んでくれる
佐藤はいい人だと思う。









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