朝方に喉の渇きで目が覚めると、私は神君のベットで寝かされていた。



あぁ…そうだ。昨日帰りのタクシーで寝ちゃったんだ…って事は、神君に二階まで運ばれたの?



…さすがにちょっと恥ずかしい。



隣を見ると、神君は私に遠慮して、ベットに寄りかかりながら眠ってる。



神君に気づかれないように、一階のキッチンに行ってコップ一杯の水を飲んだ。



まだ、イトさんも起きてないんだ…。



神君の家に来るようになって大分経つので、大体の間取りは分かった。



一階の和室はイトさんの部屋で、残り二つの洋室はお母さんの仕事場と寝室。私は二人を起こさないように気をつけながら、爪先立ちで静かに二階へ戻った。



神君の部屋のドアに手を触れそうになった時、私の目は前から気になっていた、奥にある部屋の扉に釘付けになった。

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