その日の部活動は、



顧問の先生が不在で、自主トレになったから、



かったるい、と言って、



サボって帰ってきた。






いつもは暗くなるまで練習をしてるのに、



久々に陽が高いうちに、



帰路についた。






小学校までずっとチビで、



コンプレックスだった身長を、



どうにかしたい一心で、



始めたミニバス。





その流れで中学でも、



当たり前みたいにバスケ部に入った。






中2の5月。





少しは伸びているのかもしれない身長も、



周りの成長の速さには程遠い。




みんなメキメキ本当に骨が軋んでるじゃないかと思う位に、



軽くデカくなっていって。





…俺ってまさかこのまま、



背、伸びないんじゃないか。



なあんて、本当に密かに真剣に心配だった。






この間、14歳になったばかり。



早生まれは成長が遅いから子供時代に不利だって聞くけど、



俺は4月生まれなんだから、



生まれを背が伸びない理由に出来ない。





気が付けば、



俺の周りはみんな俺よりもデカいヤツらばっかりで、



バスケをやってるって言うのが、



恥ずかしい位のチビな俺。






だけど、運動神経に恵まれたのは運が良かった。




おかげで、この春の大会には、



すばしっこさが買われたのか、



レギュラーになれた。


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