※ご主人様は完璧王子?※
※第六章※




カッコーン

お庭にあるらしい鹿落としが渇いた音をたてた。



うぅ………緊張する…………


あたしは今龍ヶ峰の家(豪邸以上の豪邸)で龍ヶ峰の両親&お祖父様と向かい合っている。


隣に座る龍ヶ峰はいつも以上に真剣な表情で正座をしている……




あたしはしびれた足を、隠れてさすった。

なんでこんなことになってんのよぉ………


まぁ、その理由は今日の朝にさかのぼるのだった………







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