ただ、傍にいたかった
その〝松山〟と言う人はスネアドラムを叩いていた。

真剣に練習するその横顔は、真剣そのものだった。

そして、私はまだきずいていなかった。

先輩のことを、こんなにも好きになってしまうなんてー・・・



< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop