一見、いつもどおりの
あらたな週明け。



私の日課は、たいてい
決まっている。


午前中に、教材の準備をする。
そして、フリーチケット制の
担任の決まっていない生徒の
進行具合を報告しあう
ミーティングがあり、
午後からの授業に備える。

最近、ジェイドに合わせて、
朝から晩まで、マンツーマン
だったけど、
今日は彼が外せない仕事が
あるとかで、日課パターンに
収まっていた。

この調子で、夕方まで、
悠々の通常クラスだ。


「ハロー、ディオナ。」

ボスが、珍しく
ミーティングルームに顔をだす。

「あ。ボス・・・
おはようございます。」

「ちょっと、いいかな。」

眉間にシワを寄せ、彼は言う。
私、何もしてないわよっ。

「なんでしょうか?」

探るように声をだす。

トニーとクリスティーヌも、
不思議そうにボスを見ていた。

「ジェイドの事なんだが・・」

言いにくそうに、
彼は切り出す。

アイツの名前が出る度
胃がキリキリする。

「間に合いそうかな。
出国までに。」

居合わせた全員が
キョトンとした。


質問の意図がわからない。
あれだけ話せれば
企業に勤めたって
困んないハズだけど。


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