男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆



な、なんか
睨み合ってない??



「おい」

宇津井はあたしの目の前に来て、あたしを見下ろした。



「な、何…」


こ、怖いんだけど…。



「お前、熱あんの?」

「えっ、いや「来いっ」


…っ!?



宇津井はあたしの手を取って、すたすた歩き出す。




「何見てんだよ!!ぶっ殺すぞんのやろう!!!」


宇津井は歩きながらあたしたちのやり取りを見ていた人達へ向かって叫んだ。


みんな宇津井の迫力にびっくりしたみたいで、すばやく散っていった。



「う、宇津井?」

そう聞いたけど、宇津井はあたしを連れて無視したまま大股で校舎の中で入る。




…どうしたんだろう…。



なんで、こんなに強引……??




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