黒の生け贄。〜悪魔は笑う〜

現場巡り。

今日は学校を休もうと亜美に連絡してみたがガミガミと説教され、あげくには僕の家まで迎えに行くと言ってきた。





面倒臭くなり始めた僕は明日の放課後に亜美をデートに誘うと約束すると今日は休んでいいと承諾してくれた。





亜美とは別に付き合ってるわけでもないし、恋愛対象でもないが亜美が僕に好意を持っていることを知っていたから、亜美の機嫌を取るには最適なキーワードなわけだ。





亜美との連絡を終え、再びベットに横たわりながら僕はまた事件のことを思いだし、現場巡りの準備をすることにした。





新品の大学ノートを一冊取り出し鞄の中に入れた。
忘れないように色鉛筆も入れる。





まだ、出かけるには早いからとりあえず荷物をベットの脇に置いて昼まで仮眠を取ることにした。


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