愛羅武勇×総長様Ⅰ

―ピッ…

「もしもし…」

柚ちゃんは電話に出て、槙と話している。

「無理です、人の気持ち考えれないんですか?」

何だかよく分からないが、揉めているらしい。


「はぁ!?じゃあ電話してくんなっ!」

「ゆ、柚ちゃん…?」

「知りません!自分で考えてください。」

「あの……」

「じゃあそういうことで!」

―ピッ!


「柚ちゃん…?」

どうやら強制的に電話を終わらせたらしい。

「槙何て言ってた?」

「…最初は槙だったけど、途中から神岡君が出て…」

大ちゃんは何がしたいんだろう…

「美憂を倉庫まで連れて来いって。無理って言ったら、お前はどうでもいいって!」

それで柚ちゃんがキレてたんだ。

「何なんだあの男はー!」

「お、落ち着いて…」

「ムカつくっ」

怒りの収まらない柚ちゃんは、そのまま、約1時間は大ちゃんについて愚痴って帰っていった。



「じゃあね、月曜にね。」

「うん、バイバイ。」

< 54 / 169 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop