★★★☆☆
一人と一匹
動物には基本的にタブーなチョコレート。
一匹がなんの動物か具体的には描かれていないが、毒が入っていなくても毒になり得る。
しかし、それを一匹に与えた一人に決して害意はない。
どの道長くはなかったであろう飢えた一匹の末期の水に、甘いチョコレートと一人との出会いは安らぎを与えたことだろう。
甘さと温もりに最後の僅かな時間、孤独を忘れ旅立っていく。
看取った一人にとっても、それは孤独を忘れられるひと時だったろう。
悲しくも心温まるバレンタイン……
これが、私の想像した一人と一匹の結末でした。
中咲ホコロ
14/03/30 20:58

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