Crazy Love
(4)予期せぬ出来事


体を重ねてしまうと、不思議な物で、今まで曖昧だった理央への気持ちが自然と「愛情」に変わっていた。

俺の気持ちは理央にまっすぐ向き始め、7月に入る頃には、もう芹のことは殆ど思い出さなくなっていた。

会社に泊まり込むこともよくある俺の仕事と、デパート勤務で平日休みが多い理央の仕事。そんな状態で、相変わらずなかなか会えない日々が続くと、俺が家に帰れるときには、当たり前のように理央も来るようになり、いつの間にか半同棲みたいな状態になった。

芹と違って料理はあまり得意ではないようだが、常に理央が傍にいる状況は、純粋に楽しかったし、家に帰るとささやかな幸せを感じられた。

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